ABOUT Sghr ARCHIVE

菅原工芸硝子は、1970年代後半に、それまでの受注生産から、自らの手で新しいカタチを生み出し使い手の皆さまにお届けしていくメーカーへの大転換を図りました。
それまで、自分たちの生産しているものが「なぜこの形をしているのか」「どのように使われているのか」など知る由もなかった職人たちが、デザインを考え、道具や技法に工夫を重ね生み出した製品が、多くの方々に喜んで使っていただいている姿を目の当たりにして、ものづくりの一番の「喜び」を知りました。
以降、現在に至るまでたくさんの新しいカタチを生み出してきました。

しかし、その中には、原材料が手に入らなくなったことや、安定して生産がむずかしいもの、一定の販売数に満たなかったものなど、さまざまな理由により製造ができなくなった製品があります。
それらは「休止品」として限られたイベントなどで販売する他は、基本的には倉庫に保管されています。
しかし休止品と言っても、それぞれに製品が生まれてきた背景や物語があり、私たちの手によって生み出されてきた製品であることに変わりはありません。
また、時代が変われば新たな使い方や価値が見えてくる可能性もあるのではと考えています。

そこで、在庫限りの数量限定である希少な休止品の数々を《Sghr Archive》として、新たなウェブサイト上で閲覧、購入いただけるようにしました。